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「こんとあき」をおすすめする理由

私が好きな絵本の話。

「こんとあき」という絵本があるんだけど、

これは、幼児の「あき」が、ぬいぐるみの「こん」と一緒に2人だけで新幹線に乗っておばあちゃん家を目指すという物語の絵本だ。

 

ただ、ぬいぐるみの「こん」が、しゃべるぬいぐるみなので、絵本の世界の扉が開いてしょうがない。

 

私が好きなシーンは、新幹線に乗っている時に、わずかな停車時間を縫って、「こん」が駅弁を買うところだ。なかなか買えず、「こん」の戻りが遅くて心配した「あき」が、様子を見に行ってみると、「こん」のしっぽが扉に挟まれており、新幹線のため、なかなか扉が開かず、しっぽを挟まれつつ駅弁を、食べることになった2人の様子が、なんとも儚く。子供心に最も印象に残ったシーンだった。

 

そもそも、私が「こんとあき」を大好きな理由は、

しゃべるぬいぐるみという、子供が願ってやまないメルヘンに、新幹線に乗るし、駅弁も食べるというめちゃめちゃ現実感のあるギャップ。

 

私は新幹線が通っていないところに住んでいたので、新幹線という乗り物と駅弁というものを、初めてこの絵本で知って、世界が広がった気がしてやまなかった。

 

やまなかったのです! 

 

先日、この絵本を友人の子供にプレゼントしようと思い立ち、改めて読んで見たけれど、

大人になってもこの絵本には心を動かされるところがあって、大好きだなぁって。大好きだなぁって。心底思いました。

 

だいたい、4歳から5歳くらいのお子様向けのこの絵本。私は生きているうちに、さきゅうに行こうと決めました。出会ってから20年以上経っている、この本。

 

ぜひ、さきゅうには、行きたいな。

 

大人が読んでも、楽しいこの本おすすめいたします!